読書から体験へ。書籍「アフターデジタル」からうまれたイベント「AFTER DIGIAL CAMP」その中身とは?

去る6月8日にビービットUX Square Tokyoにて第1回目となる「AFTER DIGIAL CAMP」のイベントが行われました。

この「AFTER DIGIAL CAMP」とは、書籍「アフターデジタル – オフラインのない時代に生き残る」をもとに、デジタルトランスフォーメーションやUX変革を担う方々を対象にしたイベント。書籍が好評なことを受け、本の内容を多くの人に届け、掲載しきれなかった最新情報を伝えるべく、開催されています。

 イベントは2種類あり、書籍を読んでいない人には「アフターデジタル・入門編」、書籍を読んで興味を持った人には「続・アフターデジタル」と分かれています。 

今回は、書籍を読んだ人向けの「続・アフターデジタル」。「エクスペリエンス視点から見る、アリペイ VS Wechatペイ」と題し、著者の藤井保文氏が、本を出版した後も変化し続けている中国の最新情報を共有していきました。

机上の学びからリアルな学びへ

まずは、日本と中国のアフターデジタルの世界観の違いから説明。そして本ではあえて掲載されなかった、アリババ(アリペイ)とテンセント(Wechatペイ)の発展スピードや最新事情について、藤井氏の実体験を交えて解説していきます。

これらが発展した理由には、中国が基本的に「真似すること」に寛容で、たくさんのサービスが生まれてたくさん滅んでいくような環境も影響しているとのこと。こういったソフトな話題もあるので、堅苦しい印象を持たずに聞くことができます

前半がマクロ視点の解説だったのに対し、後半では顧客体験の視点からアリペイとWechatペイがどうして広まったかを伝えていきます。

藤井氏は自身のスマートフォンを取り出し、スクリーンに画面を投影。そして、その場でアリペイとWechatペイを操作していきました。例えば、Wechatペイが広がった大きな要因である「紅包(Red Pocket)」。

中国では旧正月に、大人から子供だけでなく、上司から部下、よく行くお店の人やマンションの守衛さんまで、お世話になった人にお年玉を配るという文化があります。そこから生まれた個人間送金機能で、操作画面を見るととても手軽なことがわかりました。現金を持ち歩かないとはどんな感覚なのか、実際に見て疑似体験することができました。

学びを自分のものにできるようインタラクティブ性を重視

また、ディスカッションが活発に行われたところも参加者から好評だった点です。

開始から10分、15分と細かに質問の有無を尋ね、40分頃には質疑応答時にありがちな会場の緊張感は溶けきっていて、とても質問しやすい空気が流れていました

その後も続々と手が上がり、イベント終了後も積極的に質問が寄せられ、藤井氏は全体で約20名の質問に答えていました。終了時刻から1時間が経過しても、ほとんどの人が退席せず聞き入るほど充実した時間だったようです。

前半は構造的視点で全体像をつかみ、後半では感覚的にサービスを体験し、質問時間を多く設けることでインタラクティブかつ立体感のある内容でした。

 次回開催は8月3日(土)

アンケートでも参加者の86%が満足と評価したこのイベント、次回開催は8月3日(土)です。

取り上げるテーマは「行動データの取得と活用」。書籍の内容を実践につなげるためのより具体的な話をする予定です。

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