創業当時から大切にしてきた「ユーザ中心」。自分たちの仕事が将来につながっていくと確信できる幸せ

今回の社員インタビューは創業メンバーの一人、取締役の武井に聞きました!

ユーザの役に立たないことはしたくない

武井さんはビービットの創業メンバーの一人ですが、参画の経緯を改めて簡単に教えてください

武井:もともと私はアクセンチュアで、組織や人材のコンサルティング部門にいたんですね。当時ちょうどインターネットが普及し始めたタイミングで「面白いな」と感じていました。それでどうしてもインターネットに関わりたくて、まずはアクセンチュア社内で関係できそうなプロジェクトを探したのですが、合うものがなかったんです。

仕方ないから実家の家業のネット化でもやろうかなと思って、インターネット関連のプロジェクトについていた同期の遠藤(ビービット代表)にビジネスプランを相談していました。そうこうしているうちに遠藤から誘われて、ビービット創業に参画することになりました。

創業後は、順調に進んだんですか?

武井:いや、実は結構色々あったんですよ。
創業時はWebサービスを世に出そうということで、後の比較系サービスやレビューサイトのような「人の意思決定を支援する」サービスを考えていました。

ただそのとき集まったメンバー同士で腹を割って話したら、それぞれがやりたいことに、「ずれ」があることに気付いたんです。結果、一部のメンバーが抜けて別の会社を設立し、残ったメンバーで今のビービットが始まりました。

改めて、さあどうしよう、となったわけですが、やはり全員アクセンチュア出身の人間だったので、Webサービスではなく、インターネットの領域でのコンサルティングを始めました。当時はそういったプレイヤーがまだ少なく、ありがたいことに結構お仕事もいただけました。

ビービットと言えば「ユーザ中心」ですが、この考え方を重視し始めたのはいつからですか?

武井:最初からですね。代表である遠藤の原体験から、「ユーザの役に立たないことはしたくない」という姿勢が当初からありました。

加えて、インターネット初期には、日本国内にまだユーザビリティの概念がなく、WebサイトにおいてもUIがないがしろにされているケースが多かったんです。アメリカではそういった考え方が提唱され始めていて、色々文献を調べたり識者の話を聞く中で、これからはユーザビリティの時代だ、と確信しました。やはりWebサイトは不特定多数の人が使うわけですから、ユーザ中心で設計しないと結局作り手の想定通りに使われず、思っていた成果も出ない。だから、早くからユーザビリティを掲げたビービットの方法論が、クライアントに受け入れられたのだと思います。

そこからは、とにかくぶれずにUCD(User centered design)という概念をベースに、「ユーザ行動観察」に代表される様々な手法を組み合わせながら、徹底的にユーザビリティにこだわってやってきました。
国内ではベンチマークとなる企業がなかったため、当時はとにかく海外の文献を山ほど取り寄せて研究していましたね。

「自分たちは何のために仕事をしているのか」から、 ブレないこと

創業以来、こだわってきたことはありますか?

武井:インターネットが普及・成熟して欠かせない生活インフラになる中で、同時にインターネットを通じた犯罪やソーシャル世界におけるストレスといった負の側面も大きくなってきましたよね。合法的な商取引においても、例えば誇大表現のような問題も出てきています。

そういった環境下においても、ビービットはとにかく「ユーザのためにならないことはしない」という姿勢を貫いてきました。ユーザビリティという概念も、使い方によってはユーザを恣意的に誘導するようなことをも可能にするわけです。現にクライアントからそういった方針を要求されたこともありました。

その時に社内で話し合ったのは「自分たちは結局何のために仕事をしているのか」ということ。ある企業が短期的に売上を追求することは、必ずしも長期的なエンドユーザの利益につながらないこともある。だとすれば、それを支援することはどうなのか。そんな議論を通じて、会社としてはぶれずにやってきたつもりです。

顧客理解プラットフォームとしてのUsergram

武井さんご自身は、ビービット創業後、様々な役割を経て、現在はUsergram(ユーザグラム)のプロダクト設計を行われているわけですが、改めて、Usergramってどういうツールだと考えていますか?

武井:シンプルに、ビービットが目指す「ユーザ中心」や「長期顧客志向」といったビジョンを実現するための一つの手段である、と考えています。

理想的には、企業がお客様を深く理解して、それによって仕事がより良くできるためのプラットフォームにしたいとは思っていて、そのために、実際の現場での課題、を解決していけるように機能拡張していかないとな、と考えています。

どんな企業におすすめしたいですか?

武井:「顧客が見えているようで、見えていない企業」ですね。本質的に「顧客を見る」ことを支援していければと思っています。お客様が見えれば、仕事の意味が見え、閉塞感がなくなって仕事が楽しくなる。仕事が楽しくなれば、みんなハッピーになるよね、という世界を目指したいです。

そのために、Usergramはどう進化していく予定ですか?

武井:ユーザを「見て」、ユーザを「理解」する。さらにその先に「ユーザに共感できる」をイメージしています。ユーザの動向だけ知りたいなら、解析ツールの定量データを見れば良いわけですが、もっとグッとくる実感・共感をテクノロジーの力で実現できないかな、と考えています。真の意味で「顧客の立場に立つ」とはそういうことだと思っています。

よくセミナーで言うのは、例えば夫婦関係において旦那さんが「奥さんの立場に立つ」と言うならば「奥さんの顔をイメージするのではなく、奥さんから見えている旦那さん自身の顔をイメージしなければならない」ということ。「相手の靴を履く」とも言いますが、それを企業と顧客の関係に転じた時に、Usergramが寄与できればいいな、と。

創業18年を経て、今思うこと

ビービットは今年創業18年を迎えたわけですが、率直な心情を教えてください

武井:長かったとはまったく感じていません。ふと振り返ると、結構色々やったなあ、とは思いますが。やはりずっと理念にぶれずにやってきたからですかね。

創業時から「変わった部分」はありますか?

武井:やっぱりあるタイミングから人数が増えたので、ちゃんと組織化したという点では変わったと感じますね。あとは、創業時は当然ですが悲しいくらい誰にも知られていなかったので、評価してくださるお客様や、「ビービットさん知ってますよ」と言っていただけることが増えたのは、とてもありがたい変化です。

課題と感じている部分ってありますか?

武井:たくさんありますよー。組織化した、とは言いましたが、まだやんちゃで自由すぎるところはたくさんありますので、もっと会社として大人にならないといけないな、と感じることは良くあります。

ビービットの好きなところはどこですか?

武井:「役に立つ」ことにこだわって仕事し続けられることです。「役には立たないけど儲かるからいい」みたいなことを良しとせず、自分たちの仕事が将来につながっていくと確信しながら働けることは幸せだと感じます。

武井さんから見て、ビービットの社員って特徴ありますか?

武井:みんな「貢献」とか「役に立つ」ということに対してすごく真摯である、と感じます。自分が若い時なんかよりずっと真面目でしっかりしているし、とてもありがたいです。

どんな人に入社してほしいですか?

武井:ビービットは新卒が多い会社です。そのせいで比較的ピュアな文化土壌があると言えます。一方中途入社の方は様々な経験を持たれていると思いますので、会社の中に良い意味で多様性をもたらしてくれると思っています。単にスキルや業務経験だけでなく、考え方や文化面でも影響を与えてくれることを期待しますね。積極的に新しい風を吹かせていただけるようなオープンマインドな方に仲間になっていただきたいです。

武井さんご自身は、ビービットでこれからどんなチャレンジをしていきたいですか?

武井:私はもともと、自分が強いビジョンを持つというよりは、ビジョンを持つ人を全力でサポートしたいタイプなんですよね。そういった意味で、ビービットが掲げているビジョンや戦略、長期顧客志向をグローバルに展開していきたいという想いを支えていきたいと思っています。

最後に、この先世の中はどうなっていくでしょうか。その中でビービットはどういう役割を果たしていくのでしょうか。

武井:基本的には良くなっていくと思っています。自分たちの社員を見ていても、未来に希望を感じます。ビービット自体は、そんな「良くなっていく社会」を支え、さらに加速していけるような存在でありたいですね。

自分が強いビジョンを持つタイプではない、と言いつつ、ビービットの存在意義やUsegramの未来について熱く語っている姿が印象的でした。


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