価値創出のために細部にまで徹底的にこだわる:エクスペリエンスデザインコンサルタントの一日

説明会や面接でよく聞かれるのが、社員の1日の働き方です。そこで、今回はエクスペリエンスコンサルタントに1日のスケジュールを聞いてみました。お話を聞いたのは、中途でビービットに入社した勝浦さんです。  


初めまして、勝浦と申します。
前職は化粧品会社の海外マーケティング部門で、広告のデザイン業務等を担当していました。マーケティングコミュニケーションの専門性をより高めたいと思い、ビービットに入社しました。

 

クロスバイクで通勤。深い思考が求められる仕事は午前中に集中して

8:00  出社して朝食を取りながらToDo確認

だいたいこの時間に出社することが多いです。新しいオフィスになってから、クロスバイクで通勤しています。所属しているエクスペリエンスデザイン事業部(以下XD事業部)では、個々人が生産性が最も高まる時間に業務に集中できるように出社時間や退社時間をそれぞれが調整できるのですが、私は朝が最も集中できるので、早めに出社することが多いですね。

朝食、昼食、共にお弁当を作って持ってくる事が多いですが、今日は朝食は1Fの自然派食材のお弁当屋さんで玄米のおにぎりを買いました。

オフィスのロッカーからノートパソコンを出して、カフェスペースへ移動。
ここでで30分くらいslackや昨日作ったtodo、スケジュールを確認します。

 

9:00 プロトタイプ作成

今日のゴールはユーザ行動観察調査に使用するためのプロトタイプを作成すること。

行動観察調査では、まず、現状ユーザはどのような行動を取っているのか、それは何故なのか、ユーザが本当はやりたいこと/やりたくないことは何なのかを明らかにします。そこで得られたインプットを元に、「あるべき体験とは一体どういうものか」をユーザ起点で考え、プロトタイプで具現化していきます。

このプロトタイプを使って再び行動観察調査を行い、ユーザの反応に基づいて仮説の検証を行ったり、そもそもこのユーザ体験における核とは何なのかを考えたりします。

プロトタイプを何度も作っては調査を繰り返すことでユーザの体験をより良いものにできるよう磨きこんでいく、というのが体験設計のアプローチです。

調査を繰り返すうち、一番最初に作ったプロトタイプから大きく変わることもしばしば。その都度、新たな仮説を具現化したプロトタイプを作成することは非常に重要な作業です。

似たようなプロジェクトの経験がある同僚にヒントをもらいながら、「あるべき体験」を実現できるよう、プロトタイプを作っていきます。

 

11:30 少し早めの昼ごはん

現在担当しているプロジェクトと似たプロジェクトを担当したことがある別の同僚とランチ。
2人ともお弁当派なので、天気のいいテラスで食べます。
外で日の光を浴びながら食事をするとやっぱり気持ちがいいですね。

 

怒涛のミーティングと、業務の合間に基礎力作り

12:30 マネージャと1回目のミーティング

XD事業部では上司とのコミュニケーションを密に取っており、基本的に1日2回くらいミーティングを行っています。まずは今日1回目のミーティング。プロジェクトの進捗報告と、午前中に作成したプロトタイプを確認してもらいます。

なぜこのような構成なのか、それはどのようなコミュニケーションを想定しているのか、1つ1つの要素はどんな体験を導くためなのか、様々な角度から検討した結果を、実物を見せながら説明していきます。あるべき体験を実現するには、一つ一つのUIの質が高度に求められます。

 

マネージャからは全体的な方向性ではOKをもらいつつ、細かいポイントで修正の指示がありました。なぜこのような修正が必要なのか、自分とは異なる視点からの指摘があり、納得感があります。

XDコンサルタントはクライアントやユーザなど、様々な立場の方々と共にプロジェクトを推進していきます。知識や前提が全く異なる人たちとスムーズにコミュニケーションを取れるようにするために、日々の上司とのミーティングでも、自分の思考を分かりやすく伝えることを意識しています。

13:30 今日からプロジェクトに参加することになった後輩との打ち合わせ

後輩は今回のプロジェクトでは、ユーザ行動観察調査に協力してくれるユーザを集める業務を担当します。

業務全体の進め方と求めるユーザを集めるために必要な観点や資料のまとめ方を教えます。

これらは自分がこれまでに先輩に教わった時のメモや、過去の勉強会の資料を活用。こうして知見が先輩から後輩に受け継がれていくんですね。

また、後輩に説明をすることで改めて自分のわかっていること、曖昧にしか理解していなかった部分などを発見することもあります。

 

14:00 プロトタイプ修正

お昼のミーティングでフィードバックを受けた部分をプロトタイプに反映します。

15:30 おやつ休憩しつつコンサルタント基礎力作り

XD事業部では、入社時の研修やOJTとは別に、コンサルタントの基礎力作りの教育プログラムがあります。

今日取り組むのはロジカルシンキングを鍛えるワークです。「サービスA(実在のサービス)の売上を上げるには」といった内容で、マネージャーから設定されたテーマに対して課題分析や解決策の立案を行い、この後のミーティングでフィードバックをもらいます。様々な課題に対して短い時間でロジックを組み立ててフィードバックをもらうことで、より堅牢なロジックを組み立てられる力がついているという実感があり、とても充実感があります。

 

17:00 マネージャと本日2回目のミーティング

まずはフィードバックを反映したプロトタイプを確認してもらいます。無事OKが出て、調査前にクライアントに送ることができそうです。

最後に、ロジカルシンキングのワークについてもフィードバックをもらいます。疑似的な課題とはいえ、上司の視野の高さや多角的な物事の観方、論理的な思考プロセスなど、学ぶことが多いです。

 

19:30 明日以降のスケジュールを確認

ミーティングで確認が取れたプロトタイプの資料をクライアントに送り、帰る前に次の日のtodoを改めてまとめます。

今日はこれにて業務終了!運動不足解消も兼ねてクロスバイクで帰宅します。

 

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